肩甲骨の重要性とは？

骨盤は、下半身の土台といわれますが【肩甲骨は上半身の土台】といえる重要な骨です。

それは、肩甲骨が上腕の動きや上部体幹の動きとかなり密に関わっているからです。

まず上腕の動きには、肩甲上腕リズムといって、上腕骨と肩甲骨の動きの比率があります。

上肢を上げる方向や角度で異なりますが上腕と肩甲骨は、およそ２：１の割合で動きます。

例えば、腕を90度上げた際には、上腕が60度、肩甲骨が30度、動いているということです。

そして、体幹の動きには、肩甲骨が最も重要になってきます。

背中を丸めるように体幹を曲げる際は、肩甲骨が外転挙上(外上方にスライド)し、逆に胸を張るような体幹を反る際は、肩甲骨が内転下制(内下方にスライド)する動きを必要です。

つまり、肩甲骨が動かなければ、体幹(特に上部)は動くことはできません。

これらの理由から、肩甲骨はとても重要な骨であることが分かっていただけると思います。

肩甲骨には首や肩、背中など様々な部位から筋肉が付着しています。

さらに、肩甲骨は首や体幹、上肢などと連動して動いている骨です。

つまり、ガチガチに固まった肩甲骨の可動性が向上することによる効果はたくさんあります。

肩こり、首こり

頭痛

腰痛

背中の痛み

猫背、巻き肩

50肩、40肩

ストレートネックなど

これらの症状に肩甲骨の位置の変位や可動性低下が原因となることは多くあり、あなたのお悩みの症状も肩甲骨が原因かもしれません。

また、施術の特徴として、肩甲骨をはがされると気持ち良く、すっきりするのも満足していただける理由の１つになります。

肩甲骨には17種類の筋肉が付着しており、どの筋肉の硬結が影響して肩甲骨の動きを制限しているか判断していきます。

さらに、筋肉だけではなく、肩甲骨に隣接する胸椎、鎖骨、肋骨などの骨の動きも重要です。

このように、肩甲骨の動きに関連する筋肉や骨の可動制限を解放すべく筋肉や骨に施術し、肋骨にへばりついている肩甲骨をはがしていきます。

肩甲骨がガチガチになっていると思う方は、ぜひ、肩甲骨をはがされに来てください